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臨床研究のご案内

各臨床研究の概要は下記をクリックしてください。

  • 金沢大学附属病院消化器内科では、「肝細胞癌に対する肝切除またはラジオ波焼灼療法施行後の再発治療・長期予後に関する多施設共同後ろ向き観察研究:SURF trial付随研究」の観察研究を行っています。

    【対象となる方】
    平成21年9月10日より平成27年10月31日までに当院消化器内科へ通院され、初発肝細胞癌に対する肝切除とラジオ波焼灼療法の有効性に関する多施設共同ランダム化並行群間比較試験(SURF trial)に御協力いただいた患者様。
    【研究の目的】
    本研究では、肝細胞癌の再発状況にあわせた治療方法の選択とその長期予後を調査いたします。また、外来診察時に測定させていただいている腫瘍マーカー(腫瘍の活動度の指標となります。)の外来に通院されている間の推移もあわせて調査させていただきます。
    【研究の方法】
    この研究は、厚生労働省の「臨床研究に関する倫理指針」を遵守したものとして、金沢大学医学倫理審査委員会にて審査承認された研究です。診療の時に検査した血液検査結果、画像検査結果などのデータを利用させて頂きます。肝細胞癌に対する根治的治療(肝切除またはRFA)後の初回再発以降の再発に対する治療選択とその予後、ならびに肝細胞癌に対する根治的治療におけるPIVKA-Ⅱを含む腫瘍マーカー測定の臨床的意義、肝細胞癌に対する根治的治療5年間の医療費について解析させて頂きます。
    【研究期間】
    この研究の期間は2017年1月18日(金沢大学医学倫理委員会の承認日)から2020年12月31日までです。
    【研究に用いる試料・情報の種類】

    「調査項目」

    ・再発時患者背景:腹水の有無、ICG R15、肝障害度、ワーファリン投与、ビタミンK製剤投与
    ・再発日
    ・再発以降の治療:
     治療内容(手術、RFA, TA(C)E、分子標的薬、動注化学療法、その他)
     TACE が施行された場合の塞栓物の種類、抗がん剤の混合の有無、抗がん剤の種類、
     TA(C)E 後の追加治療、治療日/投与期間、
    ・再発形式、部位、個数、腫瘍径 ※画像検査による評価
    ・局所治療の治療効果 ※肝癌治療効果判定基準;RECICL 2009 年版
    ・腫瘍マーカー: PIVKA-Ⅱ、AFP、AFP-L3 分画
    ・抗ウイルス療法
    ・スタチン、ビグアナイド、アスピリン内服の有無と期間
    ・医療費(5年目の追加項目)

    【外部への試料・情報の提供・公表】
    データセンターへのデータの提供は、特定の関係者以外がアクセスできない状態で行います。対応表は、当センターの研究責任者が保管・管理します。
    【予想される利益と不利益】
    本研究において、診療情報を参考にすることがありますが、個人情報が特定できないように研究は進められます。予期できない理由により情報が漏洩する危険性がありますが、その場合でも個人が特定できない形式でデータは管理されています。
    【プライバシーの保護について】
    この研究では、患者さんのお名前に対応する番号をつけた一覧表を作り、データの調査には個人情報の含まれない対応番号のみを使います。データの調査のときに個人情報が漏れないように、この一覧表は、データとは別に取り扱います。 また、この研究で得られた結果は学会や医学雑誌等に発表されることがありますが、あなたの個人情報などが公表されることは一切ありません。
    【研究参加に伴う費用の負担や通院について】
    この研究に参加することによる費用の負担や研究のためだけの新たな通院はありません。
    【研究機関名】
    ■研究代表者 : 東京大学大学院医学系研究科臓器病態外科学長谷川 潔
    ■付随観察研究責任医師 : 東京大学大学院医学系研究科臓器病態外科学河口義邦/西岡裕次郎
    ■SURF trial 研究事務局 : 東京大学大学院医学系研究科臓器病態外科学長谷川潔
    ■金沢大学研究機関研究代表者 : 金沢大学附属病院 消化器内科山下竜也
    【研究への参加の自由と同意撤回の自由】
    この研究のためにご自分のデータを使用してほしくない場合は、主治医にお伝えいただくか、2020年10月31日までに金沢大学附属病院消化器内科までご連絡ください。この研究への参加はあくまでも自由意思によるものであり、不参加を申し出ても今後の治療などにおいて一切不利益を被ることはありません。ご連絡をいただかなかった場合、ご了承いただいたものとさせて頂きます。
    【個人情報の開示について】
    金沢大学における個人情報の開示の手続については、次のホームページを参照してください。
    http://www.adm.kanazawa-u.ac.jp/ad_syomu/kojin-jyouho/
    【研究計画書など資料の入手について】
    この研究の研究計画書などの資料が欲しい、またはごらんになりたい場合は、研究に関する窓口に問い合わせてくだされば、対応いたします。
    2020年8月1日
    【研究機関名】
    金沢大学附属病院 消化器内科
    【問い合わせ先】
    住所石川県金沢市宝町13-1
    電話076-265-2235
    FAX076-234-4250
    機関名金沢大学附属病院 消化器内科
    担当者名山下竜也
  • 当院では「進行肝胆膵癌患者に対する化学療法における医療費の研究」を実施しております。この研究は、治療を含めた診療に掛かる医療費などに関する適切な情報を、患者さんに提供するために、金沢大学附属病院消化器内科で行われる研究です。

    【対象となる方】
    2009年1月1日~2019年12月31日に肝細胞癌、胆道癌、膵癌に対して当科で化学療法を受けた方
    【研究の目的】
    肝細胞癌、胆道癌、膵癌患者さんの診療に掛かる医療費などを明らかにします。また、医療費と治療の有効性との関連を明らかにします。
    【研究の意義】
    肝細胞癌、胆道癌、膵癌患者さんの診療に掛かる医療費に関して、適切な情報を提供することができるようになります。また、治療の有効性を医療費の観点から評価できるようになります。
    【研究の方法】
    この研究は、文部科学省及び厚生労働省の「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」を守り、倫理委員会で審査を受け、医薬保険研究息長の承認のうえ実施されます。これまでの診療でカルテに記録されている血液検査、画像検査結果などのデータや当院で保管されている診療報酬請求書(レセプトと言います)を収集して行う研究です。特に患者さんに新たにご負担いただくことはありません。
    【研究の期間】
    この研究は、2017年1月17日(金沢大学医学倫理審査委員会承認後)から2025年3月31日まで実施します。
    【予想される利益と不利益】
    この研究の成果として、肝細胞癌、胆道癌、膵癌患者さんの診療に掛かる医療費を明らかにできる可能性があります。研究結果は、個人が特定出来ない形式でしかるべき国内外の学会や医学論文に発表されます。収集したデータは厳重な管理のもと保存されますが、予期できない理由により個人情報が漏洩する危険性があります。ただし、この研究で使用するデータは,患者さんのお名前に対応する番号をつけた一覧表を作り、データの調査には個人情報の含まれない対応番号のみを使います。データの調査のときに個人情報が漏れないように、この一覧表は,データとは別に取り扱います。なお、この研究に参加することによる費用の負担や研究のためだけの新たな通院はありません。
    【研究への参加の自由と同意撤回の自由】
    この研究のためにご自分のデータを使用してほしくない場合は主治医にお伝えいただくか、2020年4月30日までに下記の研究事務局まで御連絡ください。この研究への参加はあくまでも自由意思によるものであり、不参加を申し出ても今後の治療などにおいて一切不利益を被ることはありません。ただし、不参加を申し出た時点ですでに研究の解析が終了している場合は、情報を破棄できない場合もありますのでご了承ください。なお、ご連絡をいただかなかった場合、ご了承いただいたものとさせて頂きます。
    【その他】
    この研究の計画書や研究データを統計データとしてまとめたものについてはお問い合わせがあれば開示します。下記までご連絡ください。ご不明な点がありましたら主治医または研究事務局へお尋ねください。
    2020年3月
    【研究機関名】
    金沢大学附属病院 消化器内科1
    【問い合わせ窓口】
    住所石川県金沢市宝町13-1
    電話076-265-2235
    FAX076-234-4250
    医療機関・診療科名金沢大学附属病院 消化器内科
    研究代表者金子周一
    担当者名寺島健志
  • 当院では「肝細胞癌患者における腫瘍特異抗原に対する免疫反応の解析に関する観察研究」 を実施しております。
    この研究は⾦沢⼤学附属病院消化器内科が中心となって、肝細胞癌の患者さんの新しい治療法を開発するために⾏われる研究です。

    【対象となる方】
    2001年1月1日より2021年3月31日までの間に本院で肝細胞癌と診断された⽅
    【研究の意義】
    肝細胞癌に対する新しい治療の開発が可能となります
    【研究の目的】
    肝細胞癌に特異的な腫瘍抗原を同定し、治療成績との関係を明らかにします
    【研究期間】
    金沢大学医学倫理審査委員会の承認日~2022年3月31日
    【研究の方法】
    この研究は、厚⽣労働省の「臨床研究に関する倫理指針」を守り、⾦沢⼤学医学倫理審査委員会の承認のうえ実施されます。これまでの診療でカルテに記録されている⾎液検査や画像検査結果などのデータを収集して行う研究です。 特に患者さんに新たにご負担いただくことはありません。また、これまでに採取した試料(⾎液や組織)のうち、診療に⽀障のない範囲で、保存してあるものを使用させて頂きます。
    この研究のためにご⾃分のデータや保存試料を使用してほしくない場合は主治医にお伝えいただくか、下記の研究事務局まで御連絡ください。ご連絡をいただかなかった場合、ご了承いただいたものとさせて頂きます。
    研究結果は、個人が特定出来ない形式で学会等で発表されます。収集したデータは厳重な管理のもと、研究終了後10年間保存されます。なお研究データを統計データとしてまとめたものについてはお問い合わせがあれば開示します。下記までご連絡ください。ご不明な点がありましたら主治医または研究事務局へお尋ねください。
    【予想される利益と不利益】
    この研究はデータの調査だけを行う研究であり、この研究に参加しても患者さんに直接の利益はありません。予測される不利益として個人情報の流出の可能性は0ではありませんが、そういうことがないようにデータの取り扱いについては、外部に漏れることが無いよう細心の注意を払います。
    【研究への不参加の自由について】
    試料・情報が当該研究に用いられることについて、患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には、研究対象としませんので、2021年4月30日までに下記の問合わせ先までお申出ください。
    【本研究に係る資金ならびに利益相反について】
    本研究の研究担当者は「金沢大学臨床研究利益相反マネージメントポリシー」に従い、臨床研究利益相反マネージメント委員会に必要事項を申告し、審査と承認を得ています。本研究において利益相反(外部との経済的な利益関係によって、研究データの改ざん、特定企業の優遇など研究が公平かつ適切におこなわれていないと第三者から懸念されかねない事態のことを指します)はございません。
    2020年3月
    【研究機関名】
    ⾦沢⼤学附属病院消化器内科
    【研究に関する窓口】
    住所石川県金沢市宝町13-1
    電話076-265-2235
    FAX076-234-4250
    医療機関名金沢大学附属病院
    研究責任者⾦⼦ 周⼀(⾦沢⼤学医薬保健研究域/附属病院消化器内科)
    問合せ窓口玉井 利克(⾦沢⼤学医薬保健研究域/附属病院消化器内科)
  • 当院では「消化器疾患に対する内視鏡検査に関する研究」を実施しております。
    この研究は金沢大学附属病院消化器内科が中心となって、消化器疾患の患者さんの検査法を評価するために行われる研究です。

    【対象となる方】
    2006年4月1日~2019年8月31日までに当院で消化器疾患(食道、胃、十二指腸、胆道、膵臓、小腸、大腸など)に対して、内視鏡検査を受けた方
    【研究の意義】
    消化器疾患に対する有効な内視鏡検査法が明らかとなります
    【研究の目的】
    消化器疾患患者さんに実施される各種内視鏡検査の成績を明らかにします
    【研究の方法】
    この研究は、文部科学省及び厚生労働省の「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」を守り、金沢大学医学倫理委員会の審査を受け、金沢大学医薬保健研究域長の承認のうえ実施されます。これまでの診療でカルテに記録されている血液検査や画像検査結果などのデータを収集して行う研究です。特に患者さんに新たにご負担いただくことはありません。
    【予想される利益と不利益】
    この研究の成果として、消化器疾患に対する有効な検査法の開発が可能となる可能性があります。研究結果は、個人が特定出来ない形式で国内外の学会や医学論文に発表されます。収集したデータは厳重な管理のもと保存されますが、予期できない理由により個人情報が漏洩する危険性があります。この研究で使用するデータは、患者さんのお名前に対応する番号をつけた一覧表を作り、データの調査には個人情報の含まれない対応番号のみを使います。データの調査のときに個人情報が漏れないように、この一覧表は、データとは別に取り扱います。本研究で得られ、管理されたデータにつきましては、研究の終了又は結果の公表から10年間保存された後に破棄されます。なお、この研究に参加することによる費用の負担や研究のためだけの新たな通院は必要ありません。
    【研究への参加の自由と同意撤回の自由】
    この研究のためにご自分のデータを使用してほしくない場合は主治医にお伝えいただくか、2019年9月30日までに下記の研究事務局まで御連絡ください。この研究への参加はあくまでも自由意思によるものであり、不参加を申し出ても今後の治療などにおいて一切不利益を被ることはありません。ただし、不参加を申し出た時点ですでに研究の解析が終了している場合は、情報を破棄できない場合もありますのでご了承ください。なお、ご連絡をいただかなかった場合、ご了承いただいたものとさせて頂きます。
    【その他】
    研究データを統計データとしてまとめたものについてはお問い合わせがあれば開示します。下記までご連絡ください。ご不明な点がありましたら主治医または研究事務局へお尋ねください。
    2019年9月
    【研究機関名】
    金沢大学附属病院 消化器内科
    【共同研究機関名】
    黒部市民病院、富山県立中央病院、富山市民病院、市立砺波総合病院、公立能登総合病院、恵寿総合病院、公立羽咋病院、石川県立中央病院、石川県済生会金沢病院、金沢医療センター、金沢市立病院、金沢赤十字病院、公立松任石川中央病院、小松市民病院、やわたメディカルセンター、福井県済生会病院、福井県立病院、市立敦賀病院
    【問い合わせ、苦情等の連絡先】
    住所石川県金沢市宝町13-1
    電話076-265-2235
    FAX076-234-4250
    医療機関名金沢大学附属病院
    診療科名消化器内科
    担当者名鷹取 元
  • 当院では「消化器疾患に対する内視鏡治療に関する研究」を実施しております。
    この研究は金沢大学附属病院消化器内科が中心となって、消化器疾患の患者さんの新しい治療法を開発するために行われる研究です。

    【対象となる方】
    2006年4月1日~2019年8月31日までに当院で消化器疾患に対して、内視鏡治療を受けた方
    【研究の意義】
    消化器疾患に対する有効な治療法の開発が可能となります
    【研究の目的】
    消化器疾患患者さんに実施される各種治療の成績を明らかにします
    【研究の方法】
    この研究は、文部科学省及び厚生労働省の「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」を守り、倫理委員会の承認のうえ実施されます。これまでの診療でカルテに記録されている血液検査や画像検査結果などのデータを収集して行う研究です。特に患者さんに新たにご負担いただくことはありません。
    【予想される利益と不利益】
    この研究の成果として、消化器疾患に対する有効な治療法の開発が可能となる可能性があります。研究結果は、個人が特定出来ない形式で国内外の学会や医学論文に発表されます。収集したデータは厳重な管理のもと保存されますが、予期できない理由により個人情報が漏洩する危険性があります。この研究で使用するデータは、患者さんのお名前に対応する番号をつけた一覧表を作り、データの調査には個人情報の含まれない対応番号のみを使います。データの調査のときに個人情報が漏れないように、この一覧表は、データとは別に取り扱います。なお、この研究に参加することによる費用の負担や研究のためだけの新たな通院は必要ありません。
    【研究への参加の自由と同意撤回の自由】
    この研究のためにご自分のデータを使用してほしくない場合は主治医にお伝えいただくか、2019年9月30日までに下記の研究事務局まで御連絡ください。この研究への参加はあくまでも自由意思によるものであり、不参加を申し出ても今後の治療などにおいて一切不利益を被ることはありません。ただし、不参加を申し出た時点ですでに研究の解析が終了している場合は、情報を破棄できない場合もありますのでご了承ください。なお、ご連絡をいただかなかった場合、ご了承いただいたものとさせて頂きます。
    【その他】
    研究データを統計データとしてまとめたものについてはお問い合わせがあれば開示します。下記までご連絡ください。ご不明な点がありましたら主治医または研究事務局へお尋ねください。
    2019年9月
    【研究機関名】
    金沢大学附属病院 消化器内科1
    【共同研究機関名】
    石川県済生会金沢病院 消化器科、石川県立中央病院 消化器内科、金沢医療センター 消化器科、金沢市立病院 消化器内科、金沢赤十字病院 消化器内科、黒部市民病院 消化器内科、恵寿総合病院 消化器内科、公立能登総合病院 消化器内科、公立羽咋病院 内科、公立松任石川中央病院 消化器内科、市立敦賀病院 内科、市立砺波総合病院 内科、富山市民病院 消化器内科、富山県立中央病院 内科、福井県済生会病院 内科、福井県立病院 消化器内科
    【問い合わせ、苦情等の連絡先】
    住所石川県金沢市宝町13-1
    電話076-265-2235
    FAX076-234-4250
    医療機関名金沢大学附属病院
    診療科名消化器内科
    担当者名鷹取 元
  • 当院では「実地診療における膵癌患者の臨床的特徴と治療の検討」を実施しております。この研究は金沢大学附属病院消化器内科が中心となって、膵癌の患者さんの新しい治療法を開発するために行われる研究です。

    【対象となる方】
    2001年4月1日より2018年4月30日までの間に当院で膵癌と診断された方
    【研究の意義】
    膵癌に対する有効な治療法の開発が可能となります
    【研究の目的】
    膵癌患者さんに実施された診療の実態を明らかにします
    【研究の方法】
    この研究は、文部科学省及び厚生労働省の「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」を守り、倫理委員会の承認のうえ実施されます。これまでの診療でカルテに記録されている血液検査や画像検査結果などのデータを収集し、治療成績や副作用に関連する因子を調べます。特に患者さんに新たにご負担いただくことはありません。
    【研究の期間】
    この研究は、2016年1月19日(金沢大学医学倫理審査委員会承認後)から2020年3月31日まで実施します。
    【予想される利益と不利益】
    この研究の成果として、膵癌に対する有効な治療法の開発が可能となる可能性があります。研究結果は、個人が特定出来ない形式で国内外の学会や医学論文に発表されます。収集したデータは厳重な管理のもと保存されますが、予期できない理由により個人情報が漏洩する危険性があります。この研究で使用するデータは,患者さんのお名前に対応する番号をつけた一覧表を作り、データの調査には個人情報の含まれない対応番号のみを使います。データの調査のときに個人情報が漏れないように、この一覧表は,データとは別に取り扱います。なお、この研究に参加することによる費用の負担や研究のためだけの新たな通院はありません。
    【研究への参加の自由と同意撤回の自由】
    この研究のためにご自分のデータを使用してほしくない場合は主治医にお伝えいただくか、2018年8月31日までに下記の研究事務局まで御連絡ください。この研究への参加はあくまでも自由意思によるものであり、不参加を申し出ても今後の治療などにおいて一切不利益を被ることはありません。ただし、不参加を申し出た時点ですでに研究の解析が終了している場合は、情報を破棄できない場合もありますのでご了承ください。なお、ご連絡をいただかなかった場合、ご了承いただいたものとさせて頂きます。
    【その他】
    この研究の計画書や研究データを統計データとしてまとめたものについてはお問い合わせがあれば開示します。下記までご連絡ください。ご不明な点がありましたら主治医または研究事務局へお尋ねください。
    【研究組織】

    この研究は、金沢大学附属病院消化器内科が中心となって、下記の病院と共同で実施します。

    金沢大学附属病院教授金子 周一
    黒部市民病院消化器内科部長辻  宏和
    厚生連滑川病院消化器内科部長小栗 光
    富山県立中央病院内科部長酒井 明人
    富山市民病院副院長樋上 義伸
    富山県済生会高岡病院院長野田 八嗣
    市立砺波総合病院副院長河合 博志
    公立羽咋病院院長松下 栄紀
    石川県立中央病院消化器内科科長土山 寿志
    金沢医療センター院長鵜浦 雅志
    金沢市立病院消化器内科科長大石 尚毅
    金沢赤十字病院院長岩田 章
    石川県済生会金沢病院院長若林 時夫
    公立松任石川中央病院副企業長卜部 健
    能美市立病院副院長水野 恭嗣
    小松市民病院内科医長大村 仁志
    能登総合病院副院長中村 勇一
    恵寿総合病院副院長宮森 弘年
    金沢有松病院内科医師清島 淳
    やわたメディカルセンター消化器内科医長林  武弘
    河北中央病院院長寺崎 修一
    小松ソフィア病院理事長加登 康洋
    福井県済生会病院院長登谷 大修
    福井県立病院消化器内科医長砂子阪 肇
    市立敦賀病院院長米島 學
    【研究機関名】
    金沢大学附属病院 消化器内科1
    【問い合わせ窓口】
    住所石川県金沢市宝町13-1
    電話076-265-2235
    FAX076-234-4250
    医療機関名金沢大学附属病院
    診療科名消化器内科
    研究代表者金子周一
    問い合わせ担当者名寺島健志
  • 以下の文章をご覧いただき、この研究に参加を希望されない場合は、お手数ですが2019年9月30日までにご連絡を頂きますようお願いいたします。

    「炎症性腸疾患患者の長期寛解に関わる因子の検討」

    1.研究内容
    クローン病および潰瘍性大腸炎の炎症性腸疾患は、本邦で合わせて20万人近い患者が存在します。何れの疾患も原因不明の慢性炎症性疾患であり、免疫学的な異常が背景にあると考えられています。両疾患とも難病に指定され、厚生労働省研究班より治療指針が発表されていますが、個々の治療の効果や、長期予後に関しては不明な点が多いのが現状です。炎症性腸疾患の既存治療に対する反応性は、個々の患者で異なりますが、長期間寛解が維持できている患者様の臨床背景を検討することで、より効果的な治療ストラテジーが確立できると思われます。炎症性腸疾患に対する既存治療の最適な治療ストラテジーを確立することで、一人でも多くの患者様が長期寛解を維持できることが期待されます。
    2.対象
    2000年1月1日から2019年8月31日までに、金沢大学附属病院または福井県済生会病院でクローン病または潰瘍性大腸炎の治療を受けた患者様を対象とします。
    3.研究の方法
    この研究は、文部科学省及び厚生労働省の「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」を守り、金沢大学医学倫理審査委員会の審査を受け、金沢大学附属病院長の承認のうえ実施されます。金沢大学附属病院または福井県済生会病院でクローン病または潰瘍性大腸炎の治療を受けた患者様の診療記録をもとに、診断日、診断時年齢、性別、病型、病変部位、喫煙歴、手術歴、血液生化学データ、寛解導入療法、寛解維持療法、治療期間、再燃の有無、再燃後の治療、治療に伴う副作用、転帰などを調査します。そして、得られた結果を再燃の有無などで分けて比較を行います。
    4.プライバシーの保護について

    この研究を行うにあたっては、あなたの人権が最大限尊重されます。この研究で得られた情報は、医学雑誌や国内外の学会発表にて公表の予定で、貴重な資料として使わせていただきます。その際に、あなたの名前などの個人情報については、記号・番号などで匿名化され、外部からはわからないようにされます。また本研究の全てのデータは金沢大学附属病院で責任を持って管理されますので、あなたのプライバシーの保護は十分配慮されています。
    あなたからの個人情報の利用目的などの通知、開示、訂正、利用停止の申し出があった場合には、申し出の内容に応じて対処させていただきます。

    この研究調査の対象になる方々について、ご協力いただけるか否かについては自由意思です。研究期間は2022年3月31日までとなっておりますが、ご参加をご希望されない場合は、お手数ですが2019年9月30日までに金沢大学附属病院 消化器内科 北村 和哉までご連絡いただけますようお願いいたします。また、一旦研究に参加することに同意なさる意向でご連絡をいただいていない場合についても、研究期間内であればその時点でデータを取り除いた状態で集計報告を行います。
    なお、本研究への参加を希望なさらない方につきましても、これからの検査や治療に不利益となるようなことは一切ありません。

    2019年8月
    研究責任者:金沢大学附属病院 消化器内科
    助教 北村 和哉
    電話:076-265-2235
    【研究組織】
    研究責任者北村 和哉附属病院消化器内科助教
    研究分担者林  智之先進予防医学研究科特任助教
    岡藤 啓史附属病院集中治療部特任助教
    寺島 健志先進予防医学研究センター特任准助教
    参加予定施設及び施設研究責任者登谷 大修福井県済生会病院内科院長

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