
守備範囲の広さが魅力。成長を求めて、国内留学へ
2018年 入局 田丸 雄大 TAMARU Yuta
入局のきっかけは?
出身は関西なのですが、知り合いが多い方が仕事がしやすいだろうという理由で金沢に残りました。学生の頃から内科を志望しており、実習の際にしっかりと指導をして頂けて消化器内科に興味を持てたこと、初期研修の際に指導医が非常に頼もしく憧れたことから、消化器内科に入局を決めました。
消化器内科の魅力は?
ここで語りきることはできませんが、守備範囲の広さが最大の魅力だと思います。臓器としては消化管から肝胆膵、疾患としても緊急のものから慢性のものまであり、内視鏡処置も非常に奥が深いです。その分忙しいことも多いですが、やりがいがありますし、内科の中でも人数が多い科なので科内で相談しながら診療を進められる点もよいと思っています。
これからの目標
私は内視鏡処置、治療に興味を持っています。機会に恵まれ、2025年7月から食道アカラシアに対する内視鏡治療(POEM:内視鏡的筋層切開術)を学びに国内留学させて頂くことになりました。少しでも多くのことを吸収し、より成長して帰ってこれればと思います。
学生、研修医、専門医を目指す先生へのメッセージ
具体的な将来を描けている方は少ないと思います。私も学生時代は漫然と内科を目指しているのみでしたが、気づいたら医師8年目になり、毎日内視鏡を持ち、入院患者の治療方針に頭を悩ませ、空いた時間に基礎研究を行うような状況になっていました。非常に楽しく、充実した毎日を過ごせています。
対象とする臓器・疾患が多岐に渡る分、ジェネラリストからスペシャリストまでニーズがありますし、自分の興味に合わせて選ぶことができます。進路に悩んでいる人は一度当科に見学、実習に来て頂ければと思います。
2025年5月21日 掲載