
憧れから始まった研究と留学。夢を広げる消化器内科
2014年 入局 清家拓哉 SEIKE Takuya
消化器内科を選んだ理由
お口から肛門まで、多くの臓器を有する消化器内科は医師としての選択肢が多く、生涯続ける仕事として魅力を感じていました。臓器相関の観点から、肝臓が人体の中心だとすると、人の体を理解して、総合的に病態を把握するためには、消化器に関する臓器を理解することは不可欠だと思い、消化器内科を選びました。
研究を始めたきっかけは?
先輩方の研究している姿や学会予行でかっこよく発表している姿を見て、憧れをいただいたことがきっかけです。研修プログラムの関係で研修医2年目から大学院に所属することができたので、それから研究を始めました。
大学院での研究の様子、留学の実際は?
大学院では、脂肪肝患者の末梢血T細胞を解析し、肝線維化に関わるフェノタイプと、脂肪酸との関係を明らかにしました。フローサイトメトリーの使い方や免疫染色のやり方など、それぞれに詳しい先輩が丁寧に教えてくれました。私の留学先は薬理学の基礎の教室なので、化学を一から学ぶような感じですが、エキサイティングな日々を送っています。異文化での生活は驚きと発見の連続です。さまざまな業種の人と出会うことができ、みんな夢を持って生きていることを実感することができます。
研究・留学に興味がある医学生、研修医に一言。
消化器内科には研究に必要な実験機材(かなり重要!)、ノウハウ、実績があります。そして留学経験者も多く、皆さんの夢を応援する、無限の体力とサポート体制が整っている、最高の医局です!
2025年6月11日 掲載