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後期研修医からのメッセージ

以前の後期臨床研修医からのメッセージ

平成23年度卒後3年 後期臨床研修医 宮澤 正樹

写真:平成23年度卒後3年 後期研修医 宮澤正樹

第一内科後期研修医の宮澤正樹と申します。
金沢大学を卒業後、初期研修を県外で2年間行った後、母校の附属病院での後期研修を選択し、消化器内科医として第一歩を踏み出しています。
私が第一内科に入局した理由。それは、研究に没頭したい、臨床を極めたい、どっちもやりたい、などわがままな理想を現実にするだけの強固なバックアップ体制があるからです。そんな環境の中、若手の先生も上級医の先生も現状に満足することなく、臨床・研究に日々精進している姿を見て、私も常に刺激を受けて過ごしています。
後輩の先生にもぜひ第一内科に入局していただいて、一緒に熱い仕事をしたいと思っています。


平成23年度卒後3年 後期臨床研修医 井上 己音

写真:平成23年度卒後3年 後期臨床研修医 井上 己音

2人、たぶんずっと忘れないだろうな、と思う患者さんに出会いました。
若い方なのに、半年間一緒にがんばってくれました。いろんな手を尽くして、なんとか手術まで漕ぎつけたのですが、オペ場で急変。その時に、自分の上の先生方や、研修時代にお世話になったいろんな科の先生から、たくさん助力をもらいました。
もう一人の方も、長いICUでの闘病から、先日歩いて家に帰ってもらえることができました。教科書には載っていない、ギリギリの判断を、多くの先生方の助けで選び取っていくことができました。
ほんと毎日感謝感謝でした。
自分は、もっとこうなりたいな、とか、ここがダメだな、とか毎日思うことがあります。
この1年で、人はなかなか変われないものだな、と思う反面、自分が別人になった気もします。たぶんどちらも本当でしょう。ただ、毎日そういうことを考え続けることは、止めないでいきたいな、と思います。
1年間、本当に多くの方々にお世話になりました。毎日いろいろな形でひとに支えてもらっているなと感じる1年でした。ありがとうございます。
(写真は著明な方と偶然出会った時のものです。右でものすごく緊張しているのが私です)


平成23年度卒後3年 後期臨床研修医 稲田 悠記

写真:平成23年度卒後3年 後期臨床研修医 稲田悠記

後期研修医の稲田悠記です。
金沢大学を卒業し、金沢大学病院と福井県済生会病院のたすきがけプログラムで初期研修を行い、現在は第一内科にて後期研修を行なっております。
消化器内科を専門にしたいという強い思いを持ち入局致しましたが、消化器はもちろん、内科の基礎から何も知らない自分を痛感しております。
この1年間は、厳しくも大変暖かい先生方のご指導のもと、一回り大きくなれたのではないかと信じています。また励まし合い、競い合えるたくさんの同期にも恵まれました。 しかし道はまだまだであり、全身、そして患者をしっかし診ることができる消化器内科医を目指して今後も精進していきたいと思います。
一緒に頑張りましょう。お待ちしています。


平成23年度卒後3年 後期臨床研修医 羽柴 智美

写真:平成23年度卒後3年 後期臨床研修医 羽柴智美

後期研修医の羽柴智美です。
金沢大学を卒業後、金沢医療センターと金沢大学附属病院で初期研修を行いました。
私は以前より消化器内科に興味があったこともあり、第一内科での後期研修を希望し、研修させて頂きました。
第一内科には、内分泌・代謝、消化器、腎臓・膠原病、循環器の4つの研究室があります。私たち後期研修医は1年間、自分の志望科を中心に各研究室をローテーションし、多岐にわたる疾患・症例を経験できます。また、問題症例については、各専門領域のカンファレンスで提示し、時には医局にいる各研究室の先生方に相談させて頂くことも多々あります。どの先生方も忙しい中、快く相談にのって下さり、助けて頂いたことはこの1年間だけでも数えきれません。
毎日行われる朝カンファレンスや各教室でのカンファレンスでは、プレゼンテーション力を養うだけでなく、系統だった漏れのない考察の仕方を学び、身につけることができます。また、カンファレンスは貴重な症例を数多く知る非常に貴重な機会であり、参加するだけで日々勉強になります。
当然ながら辛いことは常ありますが、たくさんいる同期と相談、切磋琢磨しながら研修できることが、この第一内科での後期研修の大きな強みであると思います。
是非一度、第一内科へ足を運んでみて下さい。


平成23年度卒後3年 後期臨床研修医 原田 智也

写真:平成23年度卒後3年 後期臨床研修医 原田智也

第一内科後期研修医の原田智也です。
金沢大学卒業後、初期研修1年目を市中病院で過ごし、2年目から金沢大学で研修させていただきました。将来は循環器を専門にしたいと考えておりましたが、「循環器内科医」の前に「内科医」として自分が成長できうる場をと考えていました。
そんな初期研修医時代に初めて参加した第一内科モーニングカンファレンス、そこで行われている自分より1学年上の後期研修医によるスマートなプレゼンテーション、それに対して各専門医による的確なアドバイス、さらにその後の各研究室カンファレンスにて1症例1症例について真剣に議論する場を目の当たりにし、ここなら内科医として成長できると思い入局を決意しました。
 実際この1年間は忙しく大変な思いもたくさんしましたが、様々な症例を主治医として担当し、自分で解決できない問題(例えサブプロブレムでも)をカンファレンス等で各専門分野の先生方と話し合い、問題が解決していく(フィドバックが必ずある)過程は充実したものでした。そのように各症例をしっかり診ていくことで内科医として日々成長していく自分を実感できた1年間でした。
後期研修医の期間はこれから10年先、20年先の医者としての基礎を築く大切な期間であり、自分を成長させてくれる厳しい環境に身を置くことは必要だと考えます。楽をして成長することはないです。第一内科は厳しいながらも内科医として成長させてくれる場です。私はここで内科医としてのスタートを切れて本当によかったと感じています。
少しでも興味をもたれた方は、第一内科まで、足を運んでみてください。


平成23年度卒後3年 後期臨床研修医 山田 雅之

写真:平成23年度卒後3年 後期臨床研修医 山田 雅之

第一内科後期研修医の山田です。
第一内科の後期研修の魅力は、毎日新しい知識が吸収できる、とても良い環境であること、一緒に研修する多くの仲間がいることだと思います。カンファレンスの準備などは大変ですが、周りに同じレベルのことを悩んでいる仲間と切磋琢磨できることも大きな魅力です。
症例をプレゼンテーションするのに必要な、症例を把握する力や、自分のまだ知らない治療法を調べ、患者さんに当てはめる力が自然とついているように思います。
これから長く内科医を続けていく上で、最初の時期に、しっかりとした診療の仕方を学べるという点で、第一内科での後期研修はとても有意義なものになると思います。初期研修後の進路に悩んでいる方、是非この金沢大学第一内科で充実した日々を一緒に過ごしましょう。


平成23年度卒後3年 後期臨床研修医 若栗 ひとみ

写真:平成23年度卒後3年 後期臨床研修医 若栗ひとみ

はじめまして。第一内科後期研修医の若栗ひとみです。
私は、富山県立中央病院で2年間初期臨床研修を行った後、現在第一内科で後期研修を行っています。4月当初は、中身の濃いたくさんのカンファレンス、外病院での外来など、慣れないことばかりで目が回りそうでした。しかし、さまざまな分野を専門とした諸先生方から助言をいただいたり、同期のメンバーと相談しあったり息抜きしたりしながら日々を過ごしていく中で、少しずつ学び吸収し、気づけばもう3月になっていました。まだまだ未熟で不安はきりがないですが、これまでの1年間がこれからへの大切な基盤になって支えてくれています。「内科」の醍醐味と眼の前の患者さんを「診る」ことを学ぶなら、第一内科での研修をお勧めします。


平成23年度卒後3年 後期臨床研修医 大浜 多鶴子

写真:平成23年度卒後3年 後期臨床研修医 大浜 多鶴子

第一内科後期研修医の大浜です。富山県立中央病院で初期臨床研修の2年間を過ごし、現在金沢大学第一内科で後期研修を行っています。
第一内科を選んで本当に良かったと思う点は、人と環境に恵まれているところです。研究室が4つ(内分泌・代謝、消化器、腎臓・膠原病、循環器)あることもあり、多くの同期・先輩、そして今後は後輩!がいます。第一内科合同の朝カンファ、後期研修では4つの研究室をローテーションし、自分が進む研究室のみならず内科全般の先進的な知識に触れることができます。たくさんの優しい先輩方からたくさんのありがたいお言葉を頂きながら、一人一人の患者さんのプロブレムを解決していく日々はとても充実したものです。
内科に少しでも興味のある方は、是非一度第一内科を見に来てください。

平成22年度卒後3年 後期臨床研修医 朝日向 良朗

写真:平成22年度卒後3年 後期臨床研修医 朝日向 良朗

後期研修医の朝日向良朗です。
初期研修を金沢医療センターで行ったのち、金沢大学第一内科に入局し、後期研修をスタートしました。 それまでの市中病院での研修とは違い、一人一人の患者さんとじっくり接して、病態について深く考える習慣がつき、一つの症例から多くのことを学ぶことができるようになりました。
また、毎日おこなわれる朝カンファレンスや、各研究室のカンファレンスなどで症例を呈示することで、プレゼンテーション力が養われ、各専門家からの的確な意見やアドバイスをもらい、最先端の検査や治療についても学ぶことができました。
確かに大変忙しく、つらいことも少なからずありますが、今より少しでも前へ、一歩でも前へ、そんな姿勢があれば非常に多くのものが吸収できる研修で、今後の長い医師人生の中で、大きく飛躍できる1年間となるものと思います。
初期研修後の進路に悩んでいる方、是非この金沢大学第一内科で充実した日々を一緒に過ごしてみませんか。


平成22年度卒後3年 後期臨床研修医 木下 正樹

写真:平成22年度卒後3年 後期臨床研修医 木下 正樹

後期研修医1年目の木下 正樹です。
私は初期臨床研修を金沢医療センターで行い、外科内科マイナー科をまんべんなく研修しました。その中で循環器領域に興味を抱き、当時の循環器内科の先生に憧れ、その先生が金沢大学の第一内科の出身であることから、後期研修を金沢大学の第一内科の循環器内科班に入局し研修をすることにしました。当医局では循環器内科である前に、一般内科医であることに重点を置く研修となっていました。そのため、当医局内の各研究班(脂質代謝内科、循環器内科、消化器内科、腎臓内科)をローテンションし勉強することとなりました。最近は、内科が細分化し臓器別に医療が繰り広げられることが多い中で、大学病院には珍しくgeneralに内科を研修できます。また、各科に相談できる先生が多く、机の上の勉強だけでなく、debateによって数多くのことを学ぶことができます。やはり、勉強不足で叱咤激励を受けることも多いですが、今後循環器内科に進んでいくうえで大きな力になることと思っています。みなさんと一緒に働けることを心待ちにしています。


平成22年度卒後3年 後期臨床研修医 高田 昇

写真:平成22年度卒後3年 後期臨床研修医 高田 昇

第一内科後期研修医の高田です。
第一内科の後期研修の魅力は、一例一例の症例をしっかりと診療する力がつくこと、一緒に研修する多くの仲間がいることだと思います。
後期研修では一人の主治医として診療を行うことになりますが、最初は(今もですが・・・)内科医としての経験も浅く、適切な治療を行うこと、また、自分の知識を高めていくことの困難さを自覚する日々でした。第一内科の研修では、主治医が各診療科のカンファレンスで症例を提示し、科全体で治療方針を決めて行きます。その過程で、症例をプレゼンテーションするのに必要な、症例を把握する力や、自分のまだ知らない治療法を調べ、患者さんに当てはめる力が自然とついているように思います。これから長く内科医を続けていく上で、最初の時期に、しっかりとした診療の仕方を学べるという点で、第一内科での後期研修はとても有意義なものになると思います。
また、カンファレンスの準備などは大変ですが、周りに同じレベルのことを悩んでいる仲間と切磋琢磨できることも大きな魅力です。是非第一内科の後期研修を考えてみてください。待ってます。


平成22年度卒後3年 後期臨床研修医 徳久 英樹

写真:平成22年度卒後3年 後期臨床研修医 徳久 英樹

後期研修医の徳久英樹です。学生の時から循環器内科に興味がありましたが、内科全般にわたる研修ができるという話を聞いて、この教室の門を叩きました。
1年を通して循環器内科の患者さんを持ちながらも、他の研究室もローテートし、様々な分野を専門とした教室の先輩と親しくなることで、自分では解決できない問題があってもすぐにその道のプロに質問し、患者さんにフィードバックし、自分の実力にもつながるという良い流れをつくることができました。
また、循環器内科の研修は非常に充実していました。多彩な循環器疾患をすばらしい指導医陣の下でじっくりと学ぶことができ、週1回の出張先の病院では、驚くほどたくさんの冠動脈造影を施行する機会があり、PCIのセカンドも日常的に経験することができました。
 1年間の研修を終え、来年はいよいよ一般病院で循環器内科医としての日々が待ち受けています。第一内科で得た基礎を基に、一般病院でしか得られない知識・技術を身につけ、さらにステップアップしていきます。今からとても楽しみにしています。
 「〜内科」だけでは物足りず、「内科医」になりたいという意欲ある研修医の先生には、自信をもってこの教室をお勧め致します。


平成22年度卒後3年 後期臨床研修医 友影 美貴

写真:平成22年度卒後3年 後期臨床研修医 友影 美貴

第一内科後期研修医、友影と申します。
私は、消化器内科医を目指して、研修を行っています。私は、体力も能力も人に劣っていますが、だれかの役に立てる人になりたいという思いで、がんばっています。
今、私が消化器内科医を目指すことができているのは、教室の先生方の温かいご支援ご指導のおかげです。第一内科には、私たちの思いを応援し、支えてくださる先生方がたくさんいます。
ぜひ、第一内科に入局し、みなさんの思いを実現させてください。お待ちしています。


平成22年度卒後3年 後期臨床研修医 藤原 秀

写真:平成22年度卒後3年 後期臨床研修医 藤原 秀

はじめまして、後期研修医1年目の藤原と申します。第一内科第2研究室、消化器内科医として後期研修を行っております。
 私は金沢出身ですが、富山大学を卒業の後、金沢医療センターでの初期研修を経て金沢大学第一内科に入局の運びとなりました。この一年間が金沢大学での初めての一年になったわけですが、そんなことはまったく関係なくどの先生方からも素晴らしいご指導をいただいております。私同様に外病院出身ということを少し心配に思っているみなさんはぜひご安心ください。
 当第一内科は現在、内分泌代謝内科、消化器内科、腎臓内科、循環器内科の4つの研究室に分かれております。このうち1つの研究室に所属していくことになるのですが、第一内科では後期研修の間に各研究室をローテーションする形で研修していくシステムをとっており、専門分野のみならず内科全体としての研修ができるようになっております。また、毎朝のカンファレンスは第一内科全体で行っており、各研究室間のコンセンサスは非常に良好です。このように内科全体の力をつけていくことのできるシステムとなっておりますので、内科志望の皆さんにはお勧めできる環境だと思います。また毎年同期が多いことも利点の一つです。本年度は私を含めて10人が後期研修1年目として所属しておりました。他の研究室所属の先生に気兼ねなく相談できるよい環境だと思いますし、きっと良い仲間となっていくはずです。
 もちろん大変なことも多々ありますが、それ以上によい研修をできる場であると思います。もし興味があるようなら是非見学においでください。ともに働ける日が来ることを楽しみにしております。


平成22年度卒後3年 後期臨床研修医 宮川 太郎

写真:平成22年度卒後3年 後期臨床研修医 宮川 太郎

後期研修医の宮川太郎です。大阪出身で金沢大学卒業後、初期研修は茨城県の市中病院で行い、現在は1内で後期研修を行っております。
1内での後期研修が始まって直後、2年間の研修で救急外来や病棟を含めてたくさんの症例や手技などを経験して若干色々知った気になっている節がありましたが、カンファレンスなどを通して、自分のアセスメント・プレゼン力の底の浅さを痛感して非常に恥ずかしい思いをしたものです。このまま年数だけ重ねていたらどうなっていたか、と考えるだけで恐ろしいものです。1内での研修は、そんな自分の未熟さをしっかり自覚させ、将来をしっかり軌道修正し、研鑽を積むにはうってつけだと思います。長い医師人生ですが、細かに考えるクセをつけるのは早いうちにこしたことはありません。鉄は熱いうちに打ちましょう。僕らの学年は同期12人(男10、女2)で、各研究室の先生にもお世話になりながら楽しくワイワイ過ごしています。皆さんと一緒に仕事をできるのを楽しみにしています!


平成22年度卒後3年 後期臨床研修医 吉田 真理子

写真:平成22年度卒後3年 後期臨床研修医 吉田 真理子

こんにちは。後期研修医の吉田真理子です。
福井大学を卒業し、福井県済生会病院で初期研修をし、金沢大学第一内科で後期研修をしています。
初期研修医のときに消化器内科の先生方に、時には厳しく、時にはやさしく御指導いただき、第一内科で消化器内科医を目指すことに決めました。
現在後期研修医は12人いて、代謝内科や腎臓内科、循環器内科を専門とするみんなと助けあいながら毎日を過ごしています。
MainProblemはもちろん、そのほかのMinor Problemについても配慮し、患者さん一人一人に最適な治療を提供できるよう努力しています。

楽なことばかりではありませんが、日々充実した生活を送っています。

みなさんも内科医を目指すならば一度第一内科に見学に来てください。
お待ちしています。


平成21年度卒後3年 後期臨床研修医 齋藤 麗奈

写真:平成21年度卒後3年 後期臨床研修医 齋藤 麗奈

私が第一内科入局を希望した理由の一つは、『多臓器にわたる内科疾患を、高い専門性をもって診療する』という理念に魅かれたことです。私にとって、医師としての生涯の目標は、『(1)患者さんの生命や人生にかかわれること、(2)全人的医療を行えること、(3)そのなかで自分の専門分野を持っていること』であるため、この理念に大きく魅かれました。
そしてもう一つは、第一内科出身の先生方が活き活きと医療をされており、また医師として優秀であったことです。

入局前や入局当初は、優秀な人達が集まる中で自分はやっていけるのだろうか、という不安がありました。 しかし、気付けば一年はあっという間で、早くもこの一年が過ぎつつあります。 今振り返ってみると、色々なことはあったけれど楽しかった、入局して良かったという思いです。 私にとって、第一内科に入局して良かったこと:Best5を挙げてみます。

(1)同期が多いこと

一緒に飲み会をしたり、頼ったり頼られたり、時には喧嘩をし、そしてまた協力しあう仲間がいてくれたことは、大きな支えでした。

(2)教育体制が整っていること

医師3年目はまだまだ経験未熟で、解らないことばかりです。循環器内科をローテートした際には、必ず指導医の先生の指導のもとで入院患者さんの診療ができ、またカンファレンスで貴重なアドバイスをいただけたことは、大きな実力Upに繋がりました。
腎臓内科や消化器内科のカンファレンスにおいても、驚くほど優秀な先生方から数々のご指導をいただけました。

(3)第一線に出れること

私が所属する代謝内科では、外来であれ入院であれ、まずは自分の判断に委ねられます。そのため責任重大、全力で調べて医療を行いました。もちろん、疑問に思ったことは遠慮なく質問でき的確なアドバイスをいただけて、またカンファレンスや回診の際に細やかなチェックをいただけます。

(4)優秀な先生方、気さくな雰囲気

博学で優秀な先生方に接することは、とても大きな刺激になりました。一方で、先生方は色々な個性や視点を持っておられ、気さくにお話できる雰囲気を与えていただきました。

(5)毎朝カンファレンス

ここで人の症例から学ぶことができ、また自分も症例提示をすることで、診療やプレゼンテーションの技術が鍛えられました。

その他にもまだまだ書き足りない思いがありますので、第一内科に興味を持たれている方々は、ぜひ、体感してください。金子教授をはじめ、第一内科の先生方、私達後期研修医は皆さんを歓迎しております。


平成21年度卒後3年 後期臨床研修医 岡藤 啓史

写真:平成21年度卒後3年 後期臨床研修医 岡藤 啓史

後期研修医一年目の岡藤です。第一内科での後期研修が始まり早一年が立ちました。あっという間。
ここ第一内科は4つの科(代謝内分泌、循環器、腎膠原病、消化器内科)が存在し、合同でカンファレンスをして専門の先生方の意見を伺うことにより、医療の充実がはかれるだけでなく、医者としての知識の底上げをすることができます(これが第一内科のモットーであり、入局するとこの意味が分かります)。また、各科の垣根がないため問題症例の相談などが気兼ねなくできます。もちろん相談されることも多々ありますが。さらに今年は同期が大学に9人、外病院に2人、それぞれが各科に所属しているため自分の科以外の知識の交換もでき、一生の友人としても仲が深まっていくはずです。決して楽しい事ばかりではないことは確かですが、それ以上に得るものは大きいと思います。
なかなか言葉だけでは伝わりづらいですが、少しでも興味を持っていただいたのならば、ちらっと見学に来てみてください。きっと第一内科のすばらしさがわかるはずです。一緒に働ける日を楽しみにしています。


平成21年度卒後3年 後期臨床研修医 梶 喜一郎

写真:平成21年度卒後3年 後期臨床研修医 梶 喜一郎

後期研修医の梶 喜一郎と申します。
私は、金沢大学病院と公立松任石川中央病院のたすきがけプログラムで初期研修を修了し、現在この金沢大学第一内科第2研究室(消化器内科)で後期研修を行っています。第一内科には「内科」の名の通り、内分泌・代謝、消化器、腎臓・膠原病、循環器の研究室があります。第一内科の後期研修医は各研究室をローテーションするほか、問題症例については気軽に各専門領域のカンファレンスに持ち寄ることができ、強力なバックアップを得られます。これらの日常は本当に刺激的で、研鑽をつむにはもってこいの場と思います。
ですが、実際に医局で所属する上では、正直なところ雰囲気が気になるところと思います。医局の内部は・・・例をあげると、思ったより指導医の先生方はフランクな人が多いです。むしろフランク過ぎて、まれにこちらが調子に乗って失礼をして怒られるほどです。また、公私ともに相談に乗ってくれる度量の大きい人がほとんどです。この「居心地が良い」医局であることは、自然に日々の研鑽の充実につながっていると感じています。
みなさんも、私たちとともに、この第一内科で働いてみませんか?


平成21年度卒後3年 後期臨床研修医 草山 隆志

写真:平成21年度卒後3年 後期臨床研修医 草山 隆志

緊張した面持ちでモーニングカンファレンスに望んだ2009年4月1日の朝。繰り広げられるスマートなプレゼンと的確なアドバイスの数々。それは、これから自分に待ち受ける嵐のような日々の幕開けに過ぎなかった。黒部市民病院の初期研修した2年間、救急外来で最前線に立って働く日々は充実していたものの、どこか物足りなさを感じていた。それは‘考える’こと。もちろんそれまでも患者さんにとって何が問題で、解決するにはどうすればよいか‘考える’ことはしていた、いや、つもりだった。自分の薄っぺらな知識が恥ずかしく、プレゼンの底の浅さに愕然する毎日だった。そして、今…
僕たちは1年間、日々切磋琢磨し、助け合った。全員が仲間だから。そして、2010年春、それぞれが異なる関連病院に旅立つ。ある者は消化器内科医、ある者は代謝・内分泌医、ある者は腎臓内科医、そして僕は循環器内科医として。まだまだ一人では心細いけれど、この1年間の経験、研鑽を誇りに、新たな一歩を踏み出そうとしている。

今、このメッセージを書きながら、この1年間を振り返って、去年の自分にアドバイス。

‘Listen to the patient,he is telling you the diagnosis’

ウイリアム・オスラーの有名な言葉。大学生の時に聞き心に刻んだはずなのに、いつの間にか忘れてしまった、あの言葉。僕たちは病気を診ているのではなく、病人つまり‘人間’を診ているということを忘れてはいけない。そう、明日の未来を担う初期研修医の皆さんも。ぜひ、第一内科で僕たちと一緒に患者さんの本当の声を聞ける、かっこいい医師を目指しましょう。


平成21年度卒後3年 後期臨床研修医 竹越 快

写真:平成21年度卒後3年 後期臨床研修医 竹越 快

後期研修医の竹越快です。消化器内科医を目指して金沢大学で後期研修をしています。後期研修の期間は広く内科医としての基本を学び、そして自分が目指す専門分野の足がかりを得ていく期間だと思います。大学はいろいろな疾患の患者さんの診療を、各分野の専門の先生に指導をいただきながら行うことと、消化器内科として専門性の高い診療への参加を同時に経験できる環境であり、非常に充実した毎日でした。次々と自分に足りないことが見つかるため、一年たっても自分が成長できているか正直わかりませんが、きっとこの一年で学んだことがこの先の内科医人生で重要な基礎となるのだろうと思います。また、大学には一緒に学ぶ同期後期研修医がたくさんおり、切磋琢磨できるのはもちろん、大変な時には助け合える仲間でもあり、非常にありがたい存在でした。研修医にとって、とてもいい環境だと思います。これから内科医を目指す先生方、是非一緒に研修をしましょう。お待ちしています。


平成21年度卒後3年 後期臨床研修医 能勢 知加子

写真:平成21年度卒後3年 後期臨床研修医 能勢 知加子

第一内科後期研修医の能勢です。私は富山大学を卒業後、初期研修2年を富山県立中央病院で行い、現在金沢大学第一内科で後期研修を行っています。
後期研修では、第一内科の4つの研究室(内分泌・代謝、消化器、腎臓・膠原病、循環器)をローテーションします。私は、腎臓・膠原病を専門とする予定ですが、ローテーションすることにより、専門性と内科全般の広い知識を身につけることができると考えています。 カンファレンスでは、あらゆる角度から鋭いコメントをいただき、自分の不甲斐なさを痛感することも多々ありますが、新しい知識、考え方を学ぶことができ、さらに頑張らなければという気持ちが湧いてきます。確かに、研修中、辛いこともありますが、同期の仲間もたくさんいることも支えの一つとなっています。
第一内科での研修で、内科医としての一歩を踏み出すことができて、本当に良かったと思っています。少しでも興味をもたれた方は、第一内科まで、一度足を運んでみてください。


平成21年度卒後3年 後期臨床研修医 舟本 智章

写真:平成21年度卒後3年 後期臨床研修医 舟本 智章

始めまして、舟本智章と申します。
卒業後三年目、後期研修として旧第一内科の後期研修医として研修させていただきました。この1年間を振り返ってみると、内科医として、医者として、基礎的な部分をしっかりと学ぶことができた1年間でした。まだまだ未熟な自分が、メッセージを書くのもおこがましいですが、今にして思うと、良くここまで来られたな、とも思います。これも、諸先輩方、同期の皆さんのお陰だと、感謝しております。正直なところ、この1年間だけで、医者としてやっていける自信がついたとは言えず、今後もまだまだ勉強していかなくてはいけないのだとも実感していますが、道筋をつけてくれる研修ができるところだと思います。あまり、アドバイスもできませんが、もし、ご縁がありましたら、一緒に頑張っていきましょう。


平成21年度卒後3年 後期臨床研修医 堀口 美輝

写真:平成21年度卒後3年 後期臨床研修医 堀口 美輝

はじめまして、後期研修医の堀口美輝です。
初期研修の2年間を公立松任石川中央病院で研修させていただき、そのご縁で第一内科に入局させていただきました。
熱心に指導して下さる先生方、またコメディカルの方々のおかげで、初期研修もとても充実しておりました。しかし、2年目は同期がいなく、様々な科を転々とひとりで研修していたため、小さな悩みや、勉強したことなどを、人に話すことがなく経過しました。 大学病院での後期研修で特に心強かったのが、同期がたくさんいることです。ささいな疑問を教えてもらったり、一人ではできないことを助けてもらったり、とても感謝しております。
また、この一年は組織のなかで働くことを学んだように思います。初期研修医の頃は、デューティーが多くなく、働いている、というよりは、勉強させてもらっているという意識でした。しかし後期では、十数人の点滴ルートを確保するように、病棟に用意されていたり、数分おきに処方箋を入力するように依頼の電話がきたり、自分もマンパワーの一部であることを実感できました。貢献できることは微力ではありますが、少しずつできることを増やしていくことも目標になりました。
皆様もぜひ、第一内科で充実した人生を過ごしませんか。


平成21年度卒後3年 後期臨床研修医 山田 和俊

写真:平成21年度卒後3年 後期臨床研修医 山田 和俊

初めまして、山田和俊と申します。金沢大学を卒業し、初期研修は黒部市民病院で2年間行いました。進路については初期研修中にいろいろな科を回り考えましたが、第一内科に入局し消化器内科医を目指すことになりました。大学病院での研修は各科スペシャリストである指導医の先生方が沢山おられ、カンファレンス等ではその意見をいろいろと聞くことができ、非常に勉強になります。また、第一内科には同期が大勢いることも非常に大きな魅力です。後期研修は時に厳しく大変なこともありましたが、私たちはお互いをカバーしあい助けあうことで同期の強い絆が生まれました。3年目は内科医としての基礎を身につける重要な年ですが、その1年を第一内科で過ごすことができ良かったと思います。内科に興味がある方はぜひ一度見学にきて下さい。一緒に働ける日を楽しみにしています。


平成20年度卒後3年 後期臨床研修医 神野正隆

写真:平成20年度卒後3年 後期臨床研修医 神野正隆

後期研修医の神野です。愛知県の岡崎市民病院で2年間の初期研修を終え、第1内科第2研究室(消化器内科)に入局しました。
市中の病院から金沢大学での後期研修を選んだ理由は、初期研修病院(特に救急外来)でたくさんの症例を経験できたことで、Common diseaseについて大分わかったような気になっていましたが、第1内科の見学に来たとき、病気に関して深く考察することの重要性を痛感したからです。カンファレンスでそれぞれの分野(代謝内分泌内科・消化器内科・腎臓内科・循環器内科)の先生方が、入院患者についてそれぞれ専門の視点から意見し合い、MainProblemはもちろんですが、常に幅広く総合的に病態を考えており、またプレゼンをしている先生方もそういうものの考え方でプレゼンをしている姿勢を目の当たりにし、内科医として歩み出すにあたり専門性を磨きつつ且つ一般内科の知識の底上げをする最良の場所だと思いました。
もうすぐ1年が経ち、振り返ってみてもこの1年間は内科医としてのものの考え方をしっかりと叩き込まれた有意義な1年になったのではないかと思います。第1内科は先輩の先生が多くたくさんのアドバイスを受けられること、また同期の後期研修医も多いため、お互い助け合い切磋琢磨できます。これから内科医を目指す先生方、是非第1内科で一緒に働きましょう。


平成20年度卒後3年 後期臨床研修医 相良明宏

写真:平成20年度卒後3年 後期臨床研修医 相良明宏

はじめまして。後期研修医の相良明宏です。
私は石川県立中央病院で2年間の初期研修を行い、 現在第一内科で後期研修を行なっています。第一内科には四つの研究室(内分泌・代謝、消化器、腎臓・膠原病、循環器)があり、各研究室をローテーションしながら、内科医としての研鑚を積んでいます。 私は腎臓・膠原病を専攻しようと考え、第一内科に入局しました。 ですから、一年間を通して、腎不全の患者さんを診たい、関節リウマチの患者さんを診たいと思った時期もありました。 しかし各研究室をローテーションし、様々な患者さんと向き合うことで、 狭い視点から開放されたように思います。 またこの際に数多くの先生方から学ぶことができ、以後気軽に相談できる環境が整ったと思います。 また四月当初はカンファレンスの多さ、その内容の濃さに圧倒されました。 特に多くの先生方の前で発表する朝のカンファレンスは、 出来たら避けたい関門でした。現在では、日々準備し、聞き得たことを調べ直すことで、知識として刻み込まれていくのだなと実感しています。 そして率先して提示したいと思うようになりました。
信頼される医師になるためには、厳しい環境が必要と考えます。 厳しい中にも多くの優しさがあるこの第一内科は、うってつけの道場となると思います。 10年後、20年後の姿を想像しながら、皆さんも一緒に修行しませんか。


平成20年度卒後3年 後期臨床研修医 玉井利克

写真:平成20年度卒後3年 後期臨床研修医 玉井利克

金沢医療センターでの初期臨床研修終了後に、後期研修医として第一内科へ入局させて頂きました。
金沢大学出身なので後期研修は母校でと考えていたので、特に迷いはありませんでした。学生時代から内科医になりたいと思っていましたが、初期研修中に多くの先生方に出会い、内科の中でも消化器内科を目指そうと思うようになりました。
第一内科では後期研修1年目は各研究室をローテートします。他の科も希望があればローテート可能であり、内科医としての幅を広げることができると思います。カンファでは物事の見方・考え方を学ぶことができます。毎日目の前の事に取り組んで、決して楽ではありませんが、10年先、20年先を考えたとき第一内科でよかったと思えると思います。
多くの学生さん、研修医の方が見学に来られています。興味があれば一度来てみてください。お待ちしています。


平成20年度卒後3年 後期臨床研修医 茶谷洋

写真:平成20年度卒後3年 後期臨床研修医 茶谷洋

はじめまして後期研修医の茶谷です。
出身は石川県ですが、大学は藤田保健衛生大学(愛知県)、初期研修は黒部市民病院で行いました。どこで後期研修をするか悩みましたが、初期研修でお世話になった先生方が第1内科出身であったこと、また以前から地元の病院で医療を行いたいと考えていたため、ここ第1内科で後期研修をさせていただきました。研修はというと、毎日がとても充実しております。最初の半年間は循環器内科、残りの半年間を2ヶ月毎に消化器内科、腎臓内科、代謝内科をローテートさせていただきました。病棟では患者様を診させていただいておりますが大学病院で入院中の患者様であり、疾患も多岐にわたり、病態も複雑です。しかし上級医や各科の専門医も多数おり、カンファレンス等を通じて多くの助言をいただいております。ここは毎日新しい知識が吸収できる、とても良い環境だと思います。
また同期は7人で現在は5人が大学で研修を行っております。お互いに知識を共有し、毎日を楽しく過ごしております。内科医として当科で後期研修を行うことは間違いではなかったと思います。将来、内科医を目指しているみなさん、ぜひ第1内科で後期研修を考えてみませんか、共に仕事ができる日を楽しみにしております。


平成20年度卒後3年 後期臨床研修医 毛利研祐

写真:平成20年度卒後3年 後期臨床研修医 毛利研祐

はじめまして。後期研修医の毛利研祐です。
卒後3年目を終えるにあたり、いろいろな事を思い返しながらこの文章を書いています。
僕は,内科医として大切な駆け出しのこの一年を,第一内科で研修できたことをとても嬉しく思います。大勢の同期達と助け合い、厳しくも優しい上司から指導を受け、気がつけばあっという間の1年間でした。
第一内科では、1つの症例に対して徹底的に検討することを教えられました。初期研修の2年間では症例の数に流されてしまい、誠意を持って1つ1つの症例に対峙することができていなかったように思います。それが結局は患者さんのためなのだということを、大学での研修は教えてくれました。
また、当科では週に何回か、外の病院で勤務する機会があります。僕の場合は、主に小さい診療所の外来、精神科病棟での内科治療などをさせていただきました。ときどき外の病院で「さあ学んだ事を生かして頑張るぞ!」と思いながら行う診療は、とても有意義で楽しい仕事でした。大学の様に検査設備が潤沢でない場所での勤務は、身体所見の重要性を再認識させてくれ、そういった意味でも新鮮な経験でした。
頼もしい同期と、厳しくも暖かい上司がみなさんを待っています。僕たちと一緒に働きませんか?


平成19年度卒後3年 後期臨床研修医 熊谷将史

写真:平成19年度卒後3年 後期臨床研修医 熊谷将史

初めまして後期研修医の熊谷将史です。
私は東海大学医学部を卒業後、金沢大学で初期研修を終え現在第一内科で後期研修を行っています。第一内科では消化器内科、内分泌・代謝内科、腎臓・リウマチ内科、循環器内科の4科をローテートします。私は後期研修終了後消化器内科を専門にする予定ですが、他科の諸先生方からも熱心に御指導いただけますので内科医として専門的な知識は勿論のこと、総合的な研修ができていると思います。何かと忙しい毎日を送っていますが、同期の先生方も多くお互い助けあって仲良くやっています。将来内科医を目指している先生方、他大学出身で金沢大学での研修を考えている先生方、是非第一内科での研修を考えてみてください。特に他大学出身の先生方には色々助言することが出来ると思います。お待ちしています。


平成19年度卒後3年 後期臨床研修医 黒川佳祐

写真:平成19年度卒後3年 後期臨床研修医 黒川佳祐

後期研修医1年目の黒川です。市中病院で初期研修を2年間修め、母校である金沢大学に帰ってきました。学生時より内科志望であり、初期研修中に循環器内科として今後歩んでいくことを決めました。入局先については悩むこともありましたが、一生やっていくからには厳しくとも自分が一番成長できる道をと考え当医局を選択しました。
当科のカリキュラムとしての特徴としては専門科だけを重点的に研修するのでは無く、幅広く内科全般の基礎を学び、専門性を持ちつつもジェネラリストとしての力を養っていくことにあると思われます。あらゆる疾患はその根底では密接に繋がっており、その一端のみを学んだだけでは本当の医療には辿り着かないと入局前からお話を聞かせて頂き、その際にはあまり実感はありませんでしたが、各科のスペシャリストである先生方の下で学ぶにつれて、その事が身に染みて分かるようになってきました。今となっては当科に身をおいてまだ半年程度ですが、自分にとってとてもいい選択をしたと考えています。
また、確かに研修は厳しく、時には辛く感じる時もありますが、当科には毎年多くの入局者がおり、その大勢の同期達と助け合い、支え合って毎日を過ごしています。この同期同士の助け合いというのも実に大きな財産であると考えるようになりました。
私のつたない文章ではなかなか皆さんに当科での研修についてお伝えきることが出来ませんが、少しでも興味を持たれる方がおられましたら、ぜひ当科まで足をお運び下さい。言葉では伝わらない物をぜひ感じて欲しいと思っています。


平成19年度卒後3年 後期臨床研修医 周海燕

写真:平成19年度卒後3年 後期臨床研修医 周海燕

<大学病院でしか経験できないこと>私は大学病院を後期研修先に選んだ理由は担当症例を色々の角度からじっくりと勉強できるからです。また、パート勤務を利用して、関連病院で多種多様な症例を経験することもできます。
<仲間との助け合い>そして、研究会は頻繁に行われ、常に最先端の知識、研究動向に触れるチャンスを与えられています。大学病院では同期が大勢いるのも魅力的です。困ったときに、仲間がいるから、心強いです。いつも、助けてもらっています。
<暖かい先輩>やさしく、暖かく接してくれる先輩もたくさんいます。困ったとき、いつでも相談できる先輩がいますから、それも心強いですよ。


平成19年度卒後3年 後期臨床研修医 関晃裕

写真:平成19年度卒後3年 後期臨床研修医 関晃裕

はじめまして、こんばんは。第一内科後期研修医の関です。私は富山医科薬科大学を卒業後、初期研修の二年間を富山県の黒部市民病院に行った後、現在金沢大学第一内科にて後期研修を行っています。さて、現在はPM11:30.そろそろ帰りたくなる時間です。初期研修医・学生の皆さんはそんな時間まで残らないといけないなんて・・・一内はなんてひどいところだろう!!と思われるかもしれません。確かに楽なことばかりではありません。しかし、雑用にだけ追われて遅くなるわけでもありません。学会のスライド作り、カンファレンスで指摘された問題点の学習など自分の経験・知識を蓄える時間が大部分です。また、周囲で同期が頑張っている姿を見ると自然と力がわいてくるものです。勉強したくても何をすればいいかわからない人、より深く医学を学びたい人、第一内科では多くの症例と多岐にわたった専門の先生方がその答えを教えてくれるでしょう。一緒に働ける日を心待ちにしています。


平成19年度卒後3年 後期臨床研修医 中河秀俊

写真:平成19年度卒後3年 後期臨床研修医 中河秀俊

医師としての第一歩を踏み出し、何もかもが新しいことの連続であった2年間の初期研修。そしてその先にある後期研修では何をすべきでしょうか。それは自分の立ち位置を決め将来を見定めることだと思います。つまりどんな医師になりたいか?ということを具体的に決めていく期間なのです。私は市中病院で初期研修を行い3年目で大学病院に戻ってきました。環境は全く変化しました。周囲には消化器内科を専攻するDr.が大勢います。そんな中、診療や検査、あるいはカンファレンスを通して見えてくるのは自分に今足りていないものとこの先どうすれば向上できるかというその手段です。また同僚・上司が大勢いるのでたとえ困った時でもすぐに相談できる環境にあります。大変なこともありますが、第一内科で一人前の医師を目指すという選択は決して間違ってはいないと思います。ぜひ私たちと一緒に仕事しましょう。個人的な考えを述べましたが皆さんの後期研修選択の一助となればと思います。


平成19年度卒後3年 後期臨床研修医 野村能元

写真:平成19年度卒後3年 後期臨床研修医 野村能元

自分はもともと内科志望でしたが、後期研修として金沢大学第一内科を選んだ理由としては、自分の実力にまだまだ不安があったからです。初期研修を終えた段階で、医者としての制限はなくなり体面上は一人前の医者となりました。一人で何でも行うことができ、そして、行えないといけなくなりました。2年間いろんな科をまわりいろんな経験をつみましたが内科の基礎ができると感じるようにはなれませんでした。初期研修時代に第一内科をまわり、ここなら自分の将来に不安は持つことはないと思い、入局を決意し、そして後期研修をしている今、諸先生方の指導,同期のサポートのもと充実した日々を送れています。もちろん優秀な方にとってもそれ以上に得るものは多いところだと思います。内科医を目指しているかたは是非、のぞきに来てください。待ってます!


平成19年度卒後3年 後期臨床研修医 原泰将

写真:平成19年度卒後3年 後期臨床研修医 原泰将

金沢大学を卒業後、砺波総合病院で2年間の初期研修をしました。その後第一内科に入局し、現在に至ります。大学には同期がたくさんいるのでお互いをカバーしたり、いろいろなことについて話をすることもできます。また優秀な先輩方がたくさんおられるので色々と面倒を見ていただく事も多々あります。確かに一般病院と比較して手技は少ないですが、病態に関してより深くまで学ぶことができると思います。内科医として歩みだした今、手技ももちろん大切ですが、病気に関して深く考察するということが大切だと思います。そういう意味では医局でのカンファレンスはいろんな分野のスペシャリストが揃っており有意義です。


平成19年度卒後3年 後期臨床研修医 山内博行

写真:平成19年度卒後3年 後期臨床研修医 山内博行

初期研修医の皆さんへ
出身は富山で高校時代までを富山県で過ごし、大学は愛知医科大学を卒業しました。初期研修は金大病院、福井済生会病院でさせていただきました。内科に関してはほとんど旧第1内科でお世話になり、充実した研修生活を送させていただきました。研修生活も1年と少し過ぎたころ、つまり周囲の同僚たちはすでに将来の診療科を決 定していた時、自分はまだ、具体的な将来像がない状態でした。そんな時に声をかけて頂き、相談にのっていただいたのが1内腎臓・膠原病内科の先生方でした。自分は性格上、積極的なほうでないために、IVHをはじめ,臨床的手技も周囲の同僚から比べると経験回数も少なく、内科的知識も乏しい状態で将来に対する不安を抱いていました。そんな時、IVHを自分にさせて頂き、手技施行の際には自分のすぐ後ろで補助をしながら丁寧に指導していただきました。「ここなら、しっかり指導してもらえる」と確診し、すぐに1内3研に入局しようと決心しました。大学は市中病院と違い、それぞれの疾患に対して正し知識はもとより,最近の文献検索などの知識も必要であり、今まで文献など読んだことのない自分にはつらい部分が多かったのですが、文献検索する癖も少しずつついてきました。大学病院は,教育機関であり、市中病院より指導体制が整っていると実感しています。大学で内科医としての基礎固めをしてもらうことがベストだと考え大学で後期研修をうけることにしました。そのことに後悔はまったくありません。みなさんと、大学で将来いっしょに仕事ができることを楽しみにしています。


平成18年度卒後3年 後期臨床研修医 近田明男

写真:平成18年度卒後3年 後期臨床研修医 近田明男

後期研修先を選ばれるみなさんへ
初めまして、後期研修医の近田明男といいます。現在金沢大学にて後期研修中です。将来は循環器内科を志望しています。私は金沢大学の卒後臨床研修プログラムにて市中病院と大学病院を1年ずつローテートした後に大学で後期研修を行うことを選択しました。
私が大学での後期研修を選択した理由としては指導医の先生方が多く、ひとつの症例についてもさまざまな先生方の考え方を聞くことが出来ること、多くの先生方からの指導を受けることが出来ると考えたからです。それはひとつの症例からより深く、広い知識を得ることが出来るということだと思います。
初期臨床研修を経験して、市中病院の先生方には失礼にあたるかもしれませんが、深い知識を得ることは現在の市中病院では困難な状況にあると感じました。今後の医師としてのキャリアを考えると、多くの症例をこなすという経験も必要ですが、じっくり考える時期も絶対に必要だと思います。
ちまたでうわさされるように大学には雑用は存在しますし、手技的な機会は少ないかもしれません。(私の場合は週に6-7件の心臓カテーテル検査を術者として行っていますが・・・)
しかし、今後の医師として、循環器内科医としての人生を考えたときにきっちりとした基礎がなければ患者さんの正しい診断、治療は出来ないと思います。
心エコー上でArとMrがあっただけで、弁膜症による心不全と診断するような循環器内科医にはなりたくないものです。


平成18年度卒後3年 後期臨床研修医 丹尾幸樹

写真:平成18年度卒後3年 後期臨床研修医 丹尾幸樹

初めまして、後期研修医の丹尾です。私は初期研修医を金沢大学医学部附属病院で1年間、恵寿総合病院で1年間の初期研修を経て、本内科後期研修医となりました。私たちの学年は、スーパーローテーションの最初の学年だったため、当然後期研修に関しても全く情報がないのが実情でした。ですから、いわゆる市中病院で後期研修する事と大学病院で後期研修を受ける事のどちらが自分にとってメリットがあるのか分かりませんでした。そんな中で大学を選んだ理由は、大学内に同期生や先輩の先生方が多く、色々なつながりが出来ると考えたからです。実際大学で後期研修として働いてみると、同期が9人いる事でお互いをカバーしあったり、愚痴を言い合ったりする事や、諸先輩方に色々と面倒を見てもらう事がたくさんあり、大学病院での後期研修を選んで良かったと感じています。辛く厳しい事も多々ありますが内科医としての基礎となると思い頑張っています。私個人の意見ですが、これから後期研修先を選択される皆様にも参考になればと思っています。


平成18年度卒後3年 後期臨床研修医 在原文教

写真:平成18年度卒後3年 後期臨床研修医 在原文教

今、一内で後期研修を行っている同期は10人います。たくさんの同期がいると楽しいのはもちろん非常に心強いし、いい刺激にもなります。後期研修が始まった時点で専門を決めている人がいれば、後期研修を進めていくうちに自分のやりたいことを見つけていく人もいます。一内での研修のメリットの一つは内科に足を踏み入れたばかりの状況で、自分のこれからの方向性を探す手段がたくさんあることです。高度な最新の医療まで専門医を考えた研修が行えるし、各研究室にいつでも相談でき幅広いprimaryな知識を備えた内科医も目指せます。同僚が沢山いるので学会へ自由に行け(海外も)、長期休暇もしっかりもらえます。これから内科医としてずっと一線で働ける基礎を固める点で、一内での後期研修はとても有用です。大学ははっきり言って後期研修向きです。大学での初期研修は考えなかった人も是非一内の後期研修を考えてみてください。最後に一言、同期をたくさん誘いましょう。


平成18年度卒後3年 後期臨床研修医 花岡里衣

写真:平成18年度卒後3年 後期臨床研修医 花岡里衣

経歴:金沢大学医学部卒業
   金沢大学病院と富山赤十字病院にて2年間初期研修
   平成18年 第一内科入局 現在後期研修中

はじめまして。3年目の花岡里衣です。初期研修の2年間をかけて自分が何をやりたいかを考えてきましたが、最終的に医学の基本ともいえる内科の分野に身をおくことに決めました。第1内科はいずれの分野においても専門的な知識と技術が高いですが、それ以前に、指導して下さるどの先生方も専門の枠を超えて総合的な知識が非常に豊富です。内科医を目指すにあたり、きちんとした知識と経験を積んで行きたいと思い、私は第一内科を選びました。後期研修終了後は、循環器内科を専門とする予定です。北陸では女性が少ない分野ですが、自分なりに頑張っていこうと思っています。
現在内科の分野に興味がある方は、是非一度第一内科に足を運んでみて下さい。お待ちしています!


平成18年度卒後3年 後期臨床研修医 石原睦子

写真:平成18年度卒後3年 後期臨床研修医 石原睦子

今日もカンファレンスがありました。一内恒例の研究室カンファです。長期入院となっている患者さんの今後の方針を相談する大事な時間でしたが上手くプレゼンできたか自信はありません。大勢の前で話をすることの苦手な私にとって、いまだに乗り越えられない山がこのカンファレンスでの緊張です。繰り返すうちに上手になるのでしょうか。そしてもうひとつ、今の私にはこの患者さんを無事退院させるという大きな山が立ちはだかっています。
一内の良いところは何かあったとき、誰かが、というより大勢で、必ず見守って助けてくれるところだとつくづく思います。それは多岐にわたるプロブレムを持つ患者さんの治療方針についても然り、力及ばない研修医についても然りです。入局してたった7ヶ月の間に2回の大ピンチが私を襲いました。それは自分の招いた失敗で、どれほどの先生方に迷惑をかけたか考えただけで恐ろしい限りですが、同時にどれほどの先生方に助けられたか、どれほどの先生に励まされたか、だからこうしてまだ私がここに居れるのだとつくづく感謝の思いです。同時に、ピンチを助けてくれた同期に感謝です。一内の良いところはもうひとつ(恐らくみなさんの学年も)同期がたくさんいることだと思います。初期研修時代の同期もさることながら、後期研修医になって少し自信をつけながら、それでもやっぱり自信のない毎日に声をかけ合える同期は本当に有難い存在です。助け合いももちろん(できれば切磋琢磨して)後期研修を過ごせると理想的だと思います。
内科医を目指している方は是非一緒に働きましょう。先生方に教わったことをみなさんに伝えられるようにお勉強して待っています。


平成18年度卒後3年 後期臨床研修医 田中章浩

写真:平成18年度卒後3年 後期臨床研修医 田中章浩

僕は東京医科大学を卒業し、初期研修はそのまま2年間東京医科大学病院で行い、現在後期研修は金沢大学医学部附属病院 第1内科で行っています。
金大で後期研修をして素晴しいと感じた所は、人の体はどんな些細な異変でも必ず説明がつくというところを教え込まれ、嫌な所はそこを突っ込まれるところです。これがわかっていてもなかなか難しい、初期研修からこれをやっていれば今どんなに力がついていたことか。残念ながら自分にはまだまだ出来ていません。
ここの初期研修は知りませんが。後期研修では、主治医制で大体3-5人を受け持ち検査・治療方針を立て、初期研修ではやらなかった手技も少しずつやっていく、どちらも新鮮で楽しい?難しい。でも、ここでやっていければどこに出てもやっていけるんじゃないかと感じています。医局も考えていた国立大学のイメージとは違い気さくな先生方ばかりです、たぶん。僕も入局する前はだいぶ心配しましたが、ここなら違う大学から来ても何の心配も要りません。大変なことも沢山ありますが、将来の自分のためには金大に来て正解だったと思っています。


平成18年度卒後3年 後期臨床研修医 黒川幸枝

写真:平成18年度卒後3年 後期臨床研修医 黒川幸枝

スーパーローテートシステムが始まって3年がたった。 私たちはスーパーローテート第一期生であり、金沢大学旧第一内科の後期研修医の第一期生でもある。
個人的な経緯から説明すると、自身の初期研修先は母校であり地元でもある金沢大学医学部附属病院であった。後期研修はそのまま母校で、ということは単なる惰性に聞こえるかもしれない。実際には、地元に残るか、都会に出るか迷っていた。そんな中、都会の中小規模の病院では指導医の人員数の問題から、必ずしも体系だった研修が受けられるわけではないということを耳にした。そういった点では母校は非常に優秀であったと感じている。特に、旧第一内科の指導は手厚く、研修期間を有意義なものにしてくれたと感じた。また、結婚・出産後も現場で働き続ける女性医師が多いことが魅力であり、入局することを決めたのである。
後期研修に入ってからも、研修内容に関しては非常に配慮がなされており、こちらのペースを汲んでいただきながらの指導をいただいている。大勢の先生方が指導にあたってくださるため、指導内容が手厚いものとなっていると常々感じている次第である。


平成18年度卒後3年 後期臨床研修医 加藤健一郎

写真:平成18年度卒後3年 後期臨床研修医 加藤健一郎

はじめまして。第一内科後期研修医の加藤健一郎です。
僕は、金沢大学のプログラムにて2年間の初期研修を行い、現在第一内科で後期研修を行っています。
第一内科には4つの研究室(内分泌代謝,消化器,腎膠原病,循環器)があり、後期研修として各研究室をローテートしています。第一内科は一つの教室内に様々な研究室があり、希望に応じて各分野の研修ができます。研修中に各分野を学べるのはもちろん、同じ医局内の多くの専門の先生に、症例の問題点を気軽に相談できるのも第一内科ならではではないかと思います。
また、朝のカンファレンスで前日入院の症例提示がなされますが、その際に各々の専門医の視点から鋭いコメントが、また若手の立場から素朴なコメントがなされ、参加するだけでも学ぶことは多いと思います。
以上のように、第一内科での研修により、内科の各分野を総合的に学ぶことができると思います。また、一緒に研修する同期・仲間が多いことも、励みになるかと思います。
みなさんも、是非第一内科で研修をがんばってみませんか?きっと、10年後20年後に第一内科で研修をしてよかった、と思う日がやってくるはずです。

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